結婚式が近づくにつれ、昔のことを思い出します。
楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと
そのたびに感じた、二人のありがたさ・・・
父さん…父さんには今まで心配ばかりかけていた気がします。
学生の頃、何度も警察や学校に呼び出され、その度に頭を下げてもらいました。
ものすごい形相で怒られたけど、その後「このことを後から笑い話にできるように
これから頑張れ」といってくれた言葉を今でも忘れません。
結婚間近になってやっと思うことができます。
今の俺がいるのは、父さんの厳しさのおかげです。
母さん…闘病生活で自分が一番苦しいにもかかわらず、一人暮らしを始めた俺に「ちゃんとご飯食べよるね?」
「酒飲みすぎたらいかんばい」と人の心配ばかりして・・・。
そんな母さんに俺は何もしてやれずにいました。
これからは少しづつ恩返しをしていくから、自分の病気を治すことに専念してください。
結婚間近になってやっと思うことができます。
今の俺がいるのは、母さんの優しさのおかげです。
新しく家族になる純子は、
知ってのとおり俺にはもったいないくらいの素晴らしい女性です。
これから二人で一緒の道を歩んでいこうと約束しました。
立派にやれるかどうかわからないけど、純子とならどんな時も力をあわせ、
どんな時もまっすぐ前を見て歩いていけると思います。
生んでくれで本当にありがとう
これからもあたたかく見守ってください
今日までの長い間大切に育ててくれたこと忘れません
本当に本当にありがとうございました