お父さんお母さんへ家族のみんなへ

昭和５４年10月２1日にお父さんお母さんの長男として
生まれた僕も既に２５歳となり、人生の一区切りである結婚を
今日１１月８日に迎えることができました。

今まで数え切れないくらいの幸せを僕に与えてくれた
お父さんお母さんお姉さん、
そして天国で見守ってくれているおじいちゃんおばあちゃん。
ありがとう。

僕は小さい頃からみんなに
いっぱい可愛がってもらって本当に幸せでした。


幼稚園の頃毎日おばあちゃんに送り迎えをしてもらってたこと、
小学生の時にはおじいちゃんに
抱えきれない程の大きなスイカを作ってもらった事

休みの日にはお母さんとおばあちゃんと
お姉ちゃんと買い物に行ったりしたこと、
お正月やお盆にはおじいちゃんとおばあちゃんに
伊勢神宮や松阪に連れて行ってもらったりもしたこと


お父さんには土日もほぼ毎日仕事に行ってて大変だったと思うけど
仕事から帰ってきて夕方キャッチボールをしてくれたことや
仕事に行くのにくっついて行ったりしたこと

思いだせばきりがないほどいろいろな事があったけど、
何気ない毎日を一つ屋根の下で家族一緒に過ごせてきた事が
僕にとってはすごく宝物でいつまでも楽しい思い出になっています。


小学生のときにおじいちゃんが亡くなり、
大学生になっておばあちゃんが亡くなり
とても寂しい辛い思いをした事もあったけど
僕の頭の中から小さい頃からの一つ一つの出来事、
そして優しく接してくれた事は絶対に忘れる事ができません。
ほんとうにありがとう。

僕は今日こうして○○さんと結婚し
新しい家庭を作っていく事になるけど
今までみたいに二人の事を
温かく見守りつづけてくれたらと思います。




大好きなお父さん、お母さんへ

本当にお嫁にいける日がくるなんて、今でも夢のようです。
あの時、もう一生家にいて一人で強く生きていくって決めたのに。

そう言えば私って、お父さんお母さん、どっちに似てると思う？
いつもお母さんに顔も声もそっくりって言われてたね。
いやや～って笑ってたけど、本当は自慢でした。
性格はお父さんに似てると思う。最近すごく似てきたと思う。
それも、本当はすごく自慢。

だって、こんなすごい両親に育てられてしあわせじゃないはずがない。
でもごめんね。
そんなことにも気づかず、自分のことで精一杯でわがままばっかり・・・
本当に心配ばかりかけてごめんなさい。
苦労は耐えなかったと思います。

でももうだいじょうぶ。今度は私が心配する番です。
お父さんやお母さん、お姉ちゃんになんかあったときは、
なにがあっても飛んでいきます。


私、おばあちゃんに感謝しないとね。
しあわせになりやって、ずっと守ってくれたから。
もう前だけ見て、二人でうんとしあわせになります。
今でもしあわせやけど・・・うん、めっちゃしあわせ！

今までお姉ちゃんや私のことばかり考えてくれて、本当にありがとう。
感謝してもし尽くせません。
こうやって手紙を書いているだけでも、涙がとまりません。

お父さん、お母さん、この世に産んでくれてありがとう。
これからはお二人の人生を末永く大切にして、長生きしてください。

心から愛してます。



私が生まれたのは 昭和５８年１０月１日
山王さんのお祭りの真最中でした
体重２５５６ｇ 身長４９．２㎝
パパとママが○○という名前をつけてくれました

今 自由に歩いたり話したりできるのは家族みんなが ひとつ一つ丁寧に教えてくれたから
立ち止まりそうなとき 背中を押してくれたから
いつも　本当にありがとう

パパ 心配ばかりかけてごめんね
いつも隣で支えてくれる 本気で叱ってくれる
褒めてくれる 励ましてくれる
私の優しい自慢のパパ　
ありがとう
身体を大事にしてね
また一緒に映画を見ようね

みんながくれた私の笑顔
どの思い出も笑顔でいっぱいです
たくさんの喜びを ありがとう
たくさんの幸せを ありがとう
これからは私がみんなを笑顔にします
それが私にできる恩返しの一つです

私の前歯が かけたとき　
靭帯が伸びたとき
具合が悪くなったとき
どうしようもなかったとき
迎えに来てくれて ありがとう
そばにいてくれて ありがとう

何かに負けたと感じたとき
自分をとても情けないと思いました
それでも 見放さず力になろうとしてくれた
一緒に泣いて 話を聞いてくれた
心をつないでいてくれた
そんな家族の温かい絆
私の一生の宝物です

おじいちゃん おばあちゃん
色々なことを与えてくれてありがとう
２１年間 一緒に過ごせたことを
とても幸せに思っています
３人で東京に行った時 楽しかったね
また家族みんなで旅行に行きましょう
身体に気をつけて
いつまでも 若々しい二人でいてね

○ちゃん 二人でよく笑ったね
喧嘩もしたし いっぱい泣いたね
お姉ちゃんは ○ちゃんが大好きです
キラキラ輝く未来を
無理せず 磨いていって下さい
どんな時でも 力になるから
いつもそばにいるよ
ずっとずっとなかよしでいようね

ママ 最後になってごめんね
今日の日が迎えられたのは
あの時 ママが流してくれた涙のおかげです
○○は そのひと粒々を大切に
これからも一生懸命生きていきます
ママの娘に生まれてきてよかった
ひと言では伝えきれないよ
おかあさん ありがとう